王城のケヤキ

キャボットコーヴから佐久の市街地へは軽井沢大橋を渡り県道156号から岩村田交差点に入る経路を度々使います。 途中岩村田交差点手前の上り坂から見える湯川の西岸の断崖にそびえる巨木が以前から気になっていたので、今回現地まで行って遂にそれが何かを発見できました。

その場所はおそらく城跡であろうと思っていましたが、やはり大井城跡という鎌倉・室町時代を通じて佐久の東部を中心に繁栄した大井氏宗家が城館としていた地ということです。 ちなみに付近に駐車場はありません(私たちは岩村田商店街の駐車場を利用して15分程歩きました)。 城域は三区分され、中央の王城と呼ばれる今は公園となっている場所にその「王城のケヤキ」はありました。 主幹は途中で失われていましたが、幾度もの自然災害を生き延びてきたにもかかわらず枝を扇形に広げた美しい樹形で神々しいです。

先日訪れた渋沢栄一ゆかりの東京都北区飛鳥山公園で見たプラタナスの巨木に出会った時も感慨深いものがありました。

何百年もの歴史や厳しい自然を見守り、今も私たちの暮らしの中で生き続けて人々の心の支えとなっている巨木を尊敬し、愛おしくも感じます。
そして、いつまでも巨樹・巨木が残っていける環境であり続けて欲しいと願います。


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Photo:延籐 学(記事中の写真を除く)
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