念願の“Lost Kitchen”へ

メイン州ポートランドから北へ約150キロ、高速道路を使って2時間程車を走らせるとフリーダムという田舎町があります。
この小さな町の中に“Lost Kitchen”という全米で最も予約が取りにくいとされるレストランがあり、創業した女性シェフの手による地元の農産物を使った驚くほどおいしい料理で人気を博しています。 今回私達はこちらの生活雑貨の店を訪れる事が目的ではるばるやって来ました。
古い製粉所を改装した建物は、夏のシーズン中のみ営業するレストランで、雑貨店はこの時期でも週3日間開いていることを日本を発つ直前に知って、今回のメイン州旅行のスケジュールに急遽入れてありました。
レストランの予約は全てハガキで申し込まれた中から抽選で選ばれた人の予約で埋めていくというユニークな受付方法で、私達もコロナ禍前の初夏の予約を何回か日本から試みましたが、抽選に外れて伺う事はありませんでした。
今回食事ではなく雑貨店の訪問ですが、念願の“Lost Kitchen”についにやって来たという感じです。

美しくリノベーションされた建物やインテリアはシェフ自らが手を加え、販売品も彼女が選んだものばかりらしくセンスの良さが伺われます。 ウチの奥さんはネットでチェックしていたお皿を買うことができてご満悦でした。

2時間車を運転して、そして日本からわざわざ来た甲斐のある有意義な1日となりました。
“Lost Kitchen”には今度はレストランの予約をして、是非食事で訪れたいと思います。


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Photo:延籐 学(記事中の写真を除く)
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